Oct 29, 2011






2011.10.29

Oct 28, 2011






2011.10.28

Mar 30, 2011

浅草の空は割と明るかった
2011.3.30



隅田川沿いの河川敷公園で出くわした野良猫。近づいても動じず、シャッターを切った5秒間、こいつはピクリともせずにボーッとしていた。夜だからなのか、私が存在感なさすぎるのか(それはない笑)、こいつが大物なのか。

いづれにせよ、彼(猫)くらい立ち止まってみるのが、夜なのではないか。夜は、お日様が出ている時よりも、時間が遅く流れているように感じる彼の見つめる先には、獲物がうごめいているのか、今日の寝床に最適そうな場所があるのか、あるいは今の自分を省みたりなんかしているのであろうか。自分より大きな人間が、カメラ構えて前に立ってるのにもかかわらず、ボーッと五秒間上の空。考えに耽る、五秒間限定思想家猫。

それからまだしばらく、このままの状態で私たちは対峙。3分程経った後に別のところへヒョイッと向かった。何か悟ったか、猫くん。


以前見たときスカイツリーは、日が暮れても作業を続けるため、一部照明を焚いて作業を続けていたが、この日は大部分が真っ暗。震災の影響か。しかし、浅草墨田区界隈は目に見えて明るかった。スカイツリー以外はいつもとそう変わらない風景。マンションの光が隅田川に反射する。

明日から仕事が始まる。新たな一歩。いままで以上に真摯に、謙虚に、でも情熱持って望むこと。毎日がいつも仕事初めであると思うこと。素直であること。忘れずに、自分らしくやる!

そんなこと思っちゃったりした浅草の夜。

Mar 22, 2011

ありがとう、別府!
2011.3.22

ついに大学卒業しました!4年間、本当にお世話になりました。
別府での様々な方々にパワーもらって今があります。
ここで暮らせて良かった!
もっともっと、面白いヤツになって帰ってきますよ。

ありがとう、別府!
次の別府よ、待ってろ!また「ここに来てよかった」って数年後に言える生活してやる!

Mar 14, 2011


陸前高田市の映像が繰り返し流される。絶望的な光景。たまらなくなり、外に出た。
空を仰ぎながら歩いていると、見慣れた道に植わってある木に初めて目をやった。何の変哲もない街路樹。枯れているようにも見えるが、その枝は力に満ち満ちていた。
春は必ずやってくる。どんな姿になろうとも、やがて光は射す。

Feb 9, 2011

こちら、佐世保
2011.2.9
前略 みなさま
どうも、ご無沙汰しております。
最後の大学生活も終わり、社会人になる前の最後の休みを、まずは自動車学校合宿で消費しています、僕です。

佐世保を訪れたのは二度目ですが、じっくりと回るのは今回が初めてです。二輪免許を持っているため、合宿と言っても実車のみ。たっぷり時間がある中、佐世保回りが日課となっております。

現在こちらは牡蠣のシーズン、近くの公園では、毎土日祝に牡蠣食いスペースができ、人でごった返しています。そこで牡蠣を網焼きにして、たらふく食べた後、奥地へ散策。すると写真のおばさんと遭遇。手にはとんかち。

me「おばさん、なにしてるの??」
madame「牡蠣とっとると」
me「えっ!?」

牡蠣って、岩場に沢山張り付いている貝殻のことですか?辺り一面に牡蠣の殻らしきものがあったのは気付いていたけど、まさか身のある牡蠣だったとは!おばさんはその牡蠣をとんかちで叩いて、バケツ一杯採っていました。その牡蠣は今日の夕飯にするそうで、ポン酢とたっぷりのネギ、大根おろし、もみじおろしで食べるそうです。…間違いない!!!!!!想像するだけで生唾もの。

おばちゃんからも沢山とれたての生ガキをたらくふ頂き、生涯でこれほど牡蠣を食べたことはないっていうくらい牡蠣づくしの生活です。そういえば、ただ食いまくってたから、肝心の牡蠣を撮り忘れてるよね笑

海の幸が豊富な佐世保。地形も山がちでとても坂が多く、景色が本当に綺麗です。特に、おばちゃんに遭遇した長尾半島や九十九島は他の国のよう!こんな景色が日本にあったのか!とびっくりするくらい美しいです。見渡す限り、小さな島が混在しています。そのおかげで、海がまるで大きな川のように、水脈のようになっています。新たな九州を、体験しています。

さて、先程佐世保生活はたっぷり時間があると言いましたが、忙しい日々を送っているんです。というのも、三月に、なんと、私だけの個展、写真展をするからです。機会をいただき、初の試みをしています。苦悩の毎日で、こんなに悩むものとは。写真に主張を乗せる撮り方なんて今まで意識してしてこなかったから、新しい発見の日々です。勉強になっています。

でも、みなさん普段写真展なんて行かれますか?もし行ったら、なぜ行かれたのでしょうか?

今まで具体的な意図を持って写真を撮ってこなかった私。それじゃこれから生業にしてゆくには、やっていけない部分があります。そこで、カメラを通して伝えたい意図とかを一生懸命考えていました。が、ここ何ヶ月かは泥沼にはまっていたようです。もっと簡単に考えることにしました。

今回の写真展は私がカメラを持ち始めて4年目の集大成。今まで何万枚しか撮ってきていませんが、必ずあなたにとって「お気に入り」の写真が見つかる、楽しい写真たちを集めようと思います。

何か使命や伝えたい意思なんて、そんな難しいものは何一つ無い。シャッターを切る瞬間は感覚だけで、頭からっぽで迷い無く撮っている写真たち。そんな良くも悪くも「宮田峻伍」らしい写真をお届けします!

三月、お時間がございましたら、ぜひ湯布院にお越し下さい!

かしこ

Dec 7, 2010

東京は就活本番
2010.12.7
どうも、ミッドタウンで相変わらずヒマしている僕です。

午前中は竹下通り•原宿に写真撮りに行っていましたが、今日も午後から個展の会場にいます。今日で東京滞在10日目。まるで既に単位取り終えたかのように長居しています。


12月に入り、一気に東京は就活モードみたいで、既に駅のホームにはマフラーをした就活スーツの人達を多く見かけます。ミッドタウンでもイベントがあったらしく、エレベーターの脇にも、「ユニクロインターンシップ選考会場はこちら」などという看板も立っていました。

一年前のことを思い出します。この頃は、選考面接をやっと一つ受け終わった後で、オンキャンパス•リクルーティングばかり行っていました。その頃着ていた、入学式用に持っていたスーツのサイズが少し大きかったので、すれ違う人に、「もうサラリーマンだね」って言われていましたね…。その後すぐにスーツを新調しました。

今年の就活事情はどんなでしょうか?まだこの時期は説明会に皆さん行っているのでしょうね。学内に企業が来てくれたことを考えると、東京の学生は授業の合間を縫って会社まで直接説明会にいくのだから、もうこの時期から選考が多くなる時期と変わらない位にあっちこっち行っているのかと思うと、いかに私の就活が苦労知らずだったかがわかります。


今日たまたま立ち読みした、「月刊『創』」に掲載されている雨宮処凛のコラムが、就活をテーマに綴られていました。彼女は自信の就活を「むちゃくちゃな就活」と言っており、現に作家になったきっかけが右翼団体に入ったことと書いていました笑。普段は非正規雇用をテーマに、「生きづらさ」を説く彼女ですが、就活生に対して書いた言葉は、「『仕事』に対してそんなに真剣に考えなくても良いんじゃない?若い君たちには未来が沢山あるのだから、冒険•挑戦して好きなようにやるべき」といった趣旨でした。

この雨宮が言っている言葉、それは尤もであると思います。けれど簡単に、「ハイ、実行!」ってできるもんじゃない。

就活生の大半が20歳そこそこ。未来なんて幾らでも変えられる時期だ、って今の私は言えるでしょう。でも、就活生当事者はそう言えるか?みんながみんな言えることではないと思います。今、ここで職を得ないと未来の自分が保証されない、不安でいっぱいだ。そう思うのが相場じゃないでしょうか。これからの自分次第で、どれだけ稼げるか決まる。仕事も、自分の一生を賭けるものになるから、なるたけ自分のしたいことを選んで、辞めたいと思わないような仕事に就きたい…。もちろんですよね。その思考の出発点から、どのようにして「未来の自分は可能性に満ちている」なんて思えるでしょうか?雨宮が言った正当な考えは、今の私たちに地に足つけて受け止められる言葉でしょうか。私だって、そんなに割り切って考えられませんでした。この、尤もな論が割り切って言えないことが、今抱えている就労状況野問題、ひいては日本社会全体の問題のように思えます。


これが他の国ならどうでしょう。バックパックしているときに、何処にいても本当によくイスラエル人に会いました。彼らは、男女共に兵役を終了した後、世界を旅するのが普通だそうです。「イスラエル人の商人はな、世界をその目で見てからじゃないと商売のことは語れないって言われているんだ。だから、俺らは旅をする。」と言っていました。大学卒業して、兵役を終え、一年ほど世界を放浪すると20代後半でしょうか。その頃になってやっと、彼らは社会の一員となるのだそう。また、韓国は「日本より韓国の方が就活は厳しいよ!」とよく言います。それは日本に比べ、就職先が多くないっていうことを言っているのではなく、採用の基準に違いがあるからだそうです。日本は人材の選定の際、将来性を何よりも重んじる傾向にありますが、韓国はもっと実務的で成果主義なのだそうです。選考を受ける諸君は、なりたい職に必要な技能を持っていることを、資格の取得などを以て証明し、即戦力であることが求められる。もちろん、人柄なども大切なのでしょうが、資格などを以て、その人の仕事に対する「本気さ」を見ているのだそう。


二つの国の例を挙げましたが、こんなにも仕事に対する姿勢が違うんですね。それぞれの国の社会の状況を反映した仕事観だと思います。日本の今の就活形態も同様に、社会に適応した形だと言えます。ただ、社会が持つ「ねじれ」も一緒に内包した形態故、社会に翻弄されてしまい、自分自身に立ち返ることが難しくなっているから、「自己分析」「他己分析」などなどの「テクニック」として自分を振り返る術が語られるようになっているのではないでしょうか。

また、あまり国内のデモ報道はさかんではありません。雨宮も、今の就活に疑問を持った学生がデモを行っていたが、報道はよく無かったと、コラムで述べていました。こんなことあったって知ってました?私はこれ見て初めて知りました。もし自分が就活生で、この場に居合わせたらどう思うでしょうか。「そんなことする暇あれば就活真面目にしろよ」と思うか。思うかもしれない。でも、そう思う反面、自分の中にあった小さな疑問は押し殺したままなのかもしれない。

(photo:butterflies in Lao)