2009.3.19
先週まで死ぬほど寒かったのに、今週に入ると今までがあほらしくなるくらい暖かくなった。
今日は蔚山、最高気温がなんと20℃!もはや春じゃねえ笑。桜の花も最近いつかいつかとはちきれんばかりにパンパンなつぼみを沢山抱えている。しかしこちらは日本に比べて中国から降ってくる黄砂がひどい。加えて空気がひどく乾燥しているので、ただでさえ年中鼻詰まりの自分だが喉のイガイガも重なってひどい様子。黄砂だけでもいいから止んでくれ・・・笑。
午前中は丸々韓国語の授業に費やし、その他は英語開講の授業「Financial Acconting」「Social Theory Problem」を履修している(うちの大学は交換留学中、他学部の専門科目も自学部の専門として履修できる)。蔚山の生徒は、日本のクラスの様に比較的大人しいが、毎回の授業に対する準備をよくしており理解が早いように思える。時々、先生や生徒が韓国語で何かジョークを言って皆で笑っているが、意味分からずただ笑うしかない自分が哀しい笑。がんばらねば。
最近の関心や出来事を整理。
・韓国の雇用は?
今日は、授業の始めに韓国の就職雇用などの状況について調査する政府機関の職員が冒頭に壇上に立ち、一通り説明をしてアンケートを配っていた。その他、毎日朝から学校の正門前では、蔚山大学職員や蔚山市民の社会保障の問題に対する訴えへの署名を募る運動を学生がしていたりで、雇用や生活についての活動をよく目にする。今履修している講義は周りが皆4回生なのだが、皆口を揃えて「厳しい」と言う。日本でももう自分と同世代の学生は就職活動真っ只中だ。今年は特に厳しいと聞くが、こちら韓国の学生はどのようにして就職に備え、大学生やその他準備期間のひとたちが社会人になっていくのだろうか。すべて又聞きや人からの話なので確証はないが、最近の韓国の大学生は大学生活を終えんとする4回生の前に休学の形をとって英語圏へ留学する人が多く、特に男性の場合は1回生終了後に軍役に赴く場合が多い。それを含めると大学卒業までに少なくとも7年間大学生として過ごしていることとなる。日本の場合で考えたら、家計に与える負担はかなりのものではないだろうか?また、韓国はOECD加盟国での自殺率が第一位の国(24.7%/100,00 people.日本は20.3%で第四位(2007))であり、雇用状況やそれを中心に取り巻く、大学受験等の教育現場での競争の激化などからこの状況が生み出されている要因のひとつだ。大学生から社会人になってゆく境のそばに立つ今、自分もその先に同じ道が待っているのもあるので、かなり興味がある。引き続き調べていきたい。
・言語
ここに来て、早くも言語は崩壊笑。英語と韓国語、日本語の三言語が入り混じった生活だ。全く今の時点無能な韓国語に比べると多少使える英語を武器に(笑)日々闘っている。言語のクラスはもちろんオール韓国語であり、その他の専門授業は英語。友達も人によってはどちらがいいかが分かれるので頭や感覚がいまだ追いついていない・・・。そんな中新たな出来事が。
「ネイティブの日本語を教わりたい。」───ネイティブ。初めて言われた・・・笑。そうだった、自分は日本語ネイティブであった。まあ方言がいろいろ混ざってはいるが。まさか自分がそう言われるとは思わなかった。その子は、とにかく日本語をネイティブと会話して学びたいと言う。そんなこんなで海外に来て3週間でアルバイトを手に入れた。ホント、自分はアルバイト運だけは誰にも負けない笑。相手も大学生。専門は違えど、彼氏が日本人なのがきっかけで日本語を学びたいと思ったらしい。ここに来てもまた、国際カップルに沢山会う。互いに言語が違えど、そんなに深い関係になる皆がすごいなと思う。もちろん言語がコミュニケーションのすべてではないので、大いにあり得ることだが、そうなった人々に会うたびに、また今回から始まる言語を教えるということに触れて、言語のすごさと難しさを改めて感じる。特に、日本語って難しいな・・・今になって大学のそれ関連の授業を取っていればなと振り返る笑。
また自分の言語能力の拙さにショック。英語はかなり中途半端だ。普段喋るのに困ることはないが、これを母国語同様に使いこなすのには程遠い。韓国語も同様、というかそれ以前の問題笑。周りに英語が母国語のひとたちもたくさんいる。韓国語は本場だ。しっかり勉強しなくては・・・と思い喋っているだけでは身に付かない。デスクワークが大事だなーと勉強した次の日に感じる。勉強した次の日、即実践で自分の向上が手に取るようにわかる!留学の特権ですな。がんばります。
こんなところです。早く社会で使える人材となりたい。
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